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作成日：2010年12月13日_記事番号：T00027133
工研院、みずほＦＧと提携
工業技術研究院（工研院、ＩＴＲＩ）は10日、日本のみずほフィナンシャルグループと科学技術発展とビジネス協力に関する覚書を交わした。工研院が金融機関と業務協力協定を締結するのは初めて。11日付工商時報が伝えた。
工研院は、今回の覚書により日台間で産業情報交流を進め、それぞれの得意分野を融合し、台湾企業の国際競争力向上につなげることを狙いとしている。徐爵民・工研院院長は「台湾の産業が日本企業の長所を学ぶことを支援したい」と述べた。
工研院は今後、重点的に育成を図っている医療ケア、グリーンエネルギーの両分野で、日本のベンチャー投資ファンドの支援を得ながら、今後の産業発展につなげていく構えだ。
一方、みずほコーポレート銀行の大橋圭造常務は「先進技術を持つ日本企業が新興市場を開拓するのを支援したい。工研院との協力で創業間もない台湾と
日本の企業による交流が進むとみている」と述べた。
