ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2010年12月13日_記事番号:T00027137
民間の鉄鋼最大手、義聯集団(Eユナイテッド・グループ)はこのほど、中国・福建省寧徳市の海西寧徳工業区で4億8,000万米ドルを投じ、年産50万~60万トンのニッケル・鉄合金工場を建設することで、同省政府と投資意向書を締結した。義聯集団系列の広州聯衆ステンレスに安定した原料供給を行い、原料コスト削減、および生産効率の向上を目指す。11日付工商時報が伝えた。
林義守董事長によると、生産能力のうち5万~6万トンをニッケル原料に充て、その他は鉄原料とする。また、ニッケルと鉄の配合比は市場を見ながら調整する。スケジュールは未定だが、環境影響評価審査を通過次第着工し、早ければ2年以内に稼動できると見込む。
新工場から原料供給を受ける予定の広州聯衆ステンレスは、年産100万トンの第1期工場が稼動しているほか、第2期工場が来年にも完成、稼動する予定で、ステンレス生産能力は現在の2倍になる見通しだ。
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