ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年12月13日_記事番号:T00027138
東元集団(TECO)は10日、インド自動車大手のタタ・モーターズが生産する人気小型乗用車「タタ・ナノ」の輸入を検討していることを改めて表明し、台湾での販売価格は18万台湾元(約50万円)以下になるとの見方を示した。11日付蘋果日報が伝えた。
「タタ・ナノ」を発表する黄茂雄会長(10日=中央社)
TECOは同日、タタ・ナノを2台輸入し、台湾で初めて公開した。ナノはタタがインドでの自動車普及を目指して開発した戦略車で、10万ルピー(発表当時約28万円)という驚異的な低価格が話題を呼んだ。
TECOの黄茂雄会長は、「最高級車種でも(現地価格は)台湾元換算で12万元で、輸送費や関税を加えれば、販売価格は18万元以下になるのではないか」と述べた。
黄会長はタタ車について、「今年3月にインドで試乗した際、時速110キロでも安定走行が可能で、価格も安いことから、輸入することを決めた。若者に適した車種だと考えている」と説明した。
台湾での発売までには、台湾での排ガス検査や衝撃テストなどに合格することが必要となる。今後はタタ側と協力して、台湾での発売に向けた準備を進める。
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