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コンパルとシトロニクス、タブレットPC開発で合弁


ニュース 電子 作成日:2010年12月13日_記事番号:T00027144

コンパルとシトロニクス、タブレットPC開発で合弁

 
 ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が、液晶パネル用ドライバIC設計の矽創電子(シトロニクス・テクノロジー)と合弁で、タブレット型パソコンを共同開発する新会社を設立することを決めた。コンパルは4,000万台湾元(約1億1,000万円)以上を投じる計画だが、出資比率は5割に満たず、シトロニクスが主導することになる。13日付電子時報が報じた。

 呂清雄コンパル副総経理によると、シトロニクスとの提携は、2011年にタブレットPC市場が急成長すると好感しているためだ。

 電子時報によると、コンパルは現在、宏碁(エイサー)、東芝、デルなど重要顧客のタブレットPC開発計画に関与しており、そのうちエイサーと共同開発し、コンパルが受託生産する10インチ型タブレットPCは先月発表され、来年4月に発売が予定されている。

 なお、業界では、来年のタブレットPC市場規模は4,000万〜5,000万台で、アップルとアップル以外で半分ずつを分け合うと予測されている。