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インフォマンス閉幕、ASUSがノート販売額で過去最高


ニュース 電子 作成日:2010年12月13日_記事番号:T00027147

インフォマンス閉幕、ASUSがノート販売額で過去最高

 
 毎年恒例のIT(情報技術)製品展示即売会「資訊月(インフォマンス)」は、消費意欲が回復した中、9日間で85万人が訪れる盛況で12日に閉幕した。特に華碩電脳(ASUS)は同期間中のノートパソコン販売額が1億台湾元(約2億8,000万円)を超え、過去最高となった。13日付経済日報が伝えた。
 
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インフォマンス最終日の12日は1日だけで延べ16万人が訪れ大混雑となった(12日=中央社)
 
 ASUSによると、販売台数は前年同様の1万台程度だったが、平均単価が5,000元上昇したことで、販売額が押し上げられた。

 また、3C(コンピュータ、通信、家電)量販大手、燦坤実業の販売額は、前年同期比15~20%増の2億8,000万元となった。デジタルカメラだけで2,500台以上売れた。一眼レフデジカメや擬似一眼レフカメラ、その他ゲーム機の販売は前年を上回った。

 主催者の台北市電脳商業同業公会(TCA)によると、全体ではタブレット型PCが最も人気で、ほぼ完売となった。また、ノートPCも上半期より5,000元割安で販売したことで、各社とも15~20%の販売増だった。テレビやモニターなど液晶ディスプレイ製品は大型サイズが人気で、2割以上の成長となった。全体で100億元の商機をもたらしたとみている。