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政府系銀行の再編計画、陳総統任期内は凍結か


ニュース 金融 作成日:2007年9月18日_記事番号:T00002715

政府系銀行の再編計画、陳総統任期内は凍結か

 
 財政部は17日、政府が経営主導権を持つ金融機関の再編推進を、陳水扁総統の任期内は凍結する提案に賛意を表明した。18日付経済日報が伝えた。

 財政部は同日、立法院で各行の労働組合代表と協議を行った。中国信託商銀(CTB)、華南金控、台湾企業銀、第一金控などの代表らは、第2次金融改革の性急な推進に反対意向を示した。

 費鴻泰立法委員(国民党)が「陳総統の残り任期である8カ月間は、政府が主導権を持つ銀行の現状を維持し、いかなる再編計画も提示しないでほしい」と求めたのに対し、財政部の劉灯城次長は提案内容を尊重する意向を示した。

 行政院が先月まとめた第2次金融改革の追加的な推進計画には、第一金控、合作金庫、台湾企業銀など政府が経営権を掌握している金融機関の合併や株式放出、外資による出資受け入れなどが盛り込まれている。