ニュース 商業・サービス 作成日:2010年12月14日_記事番号:T00027160
風光明媚な湖として知られる中部・南投県の観光地、日月潭を訪れる観光客数は、1〜11月で昨年通年の2倍となる延べ660万人を突破、今年通年では過去最高の700万人に達する見通しだ。観光客が同地にもたらす経済効果は少なくとも年間70億台湾元(約195億円)に上るとみられる。なお11月までの中国人観光客も前年2倍の107万人と、成長をけん引している。14日付工商時報が伝えた。
日月潭が国家風景区(国定公園)に指定されて10年、観光客は年間300万~400万人規模を維持してきたが、昨年末に湖とアミューズメント施設「九族文化村」を結ぶ「日月潭ロープウエー」が開通、乗客300万人を突破するなど人気となっている。
1日に2万人が訪れる活況だが、同風景区管理処は混雑で観光の質が低下することを懸念し、風景区の範囲をこれまでの9,000ヘクタールから、周辺の埔里、集集、信義の3自治体も含めた2万4,000ヘクタールに拡大する計画を交通部観光局に申請している。テスト運営の開始が見込まれる2012年以降は、来年にも予定される中国人観光客の自由旅行開放効果も合わせ、風景区を訪れる観光客が年間1,000万人規模に拡大する見通しだ。
日月潭ロープウエー。観光客誘致に多大な貢献をしている(YSN)
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