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懐特生技の末期がん患者向け新薬、11年Q2末量産へ


ニュース 医薬 作成日:2010年12月14日_記事番号:T00027162

懐特生技の末期がん患者向け新薬、11年Q2末量産へ

 製薬の懐特生技新薬(ファイトヘルス)は、同社が開発した末期がん患者の倦怠(けんたい)感を緩和する新薬「血宝」を、来年第2四半期末から量産を開始し、各地の大型病院に供給するとの見通しを明らかにした。14日付経済日報が伝えた。

 「血宝」は、漢方薬のオウギ(黄耆)エキスを主要原料とする注射薬。植物性の注射薬として初めて行政院衛生署の販売認可を獲得し、今後、米食品医薬品局(FDA)、「PIC/S(医薬品査定協定および医薬品査察共同スキーム)」の認証を申請する予定だ。

 ファイトヘルスによると、新設した無菌植物新薬精製工場で既に少量の試験生産を開始しており、量産体制への準備が徐々に整っている。