ニュース その他製造 作成日:2010年12月14日_記事番号:T00027163
鴻海科技集団(フォックスコン)が、中国系の太陽電池用多結晶シリコン(ポリシリコン)最大手で香港上場の保利協鑫能源控股(GCL)との提携に向けた動きを見せている。14日付電子時報が伝えた。
GCLの朱共山総裁はこのほど台湾を訪問し、同社工場がある江蘇省蘇州市の政府関係者とともに「台蘇太陽エネルギー合作研討会」に出席。それに合わせ鴻海集団本部を訪れ、郭台銘総裁と会談したとされる。業界関係者は、両社が今後、太陽電池または発光ダイオード(LED)の分野で提携する可能性が高いとみている。
ただ両社とも観測に対し「ノーコメント」としている。
GCLのポリシリコン生産能力は今年末時点で中国最大の年間3.5ギガワット(GW)に達する見通しだ。また今年からサファイアインゴットをはじめとするLED分野での展開も開始しているほか、太陽光発電事業にも積極的に参入している。なお、中国政府の再生可能エネルギー産業に対する支援を反映し、GCLには政府系投資ファンドの中国投資(CIC)が20%を出資している。
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