ニュース その他製造 作成日:2010年12月14日_記事番号:T00027165
レインコート製造最大手の達新工業は、福建省莆田市で労働力不足が深刻化したため、日系顧客向けの製品生産を来年からミャンマー工場に移転することを決めた。14日付工商時報が伝えた。
同社莆田工場では、労働力の確保が困難となり、従業員数が3年前の半分にまで減少。現地の下請けメーカーも輸出向けから国内向けに生産の主力をシフトし、生産委託が困難となった。
莆田工場ではこれまで、釣り用品のシマノ、ダイワなどに釣り用ジャケットなどを出荷していた。また、レインコートの対日輸出分はベトナム工場に集約する。
ミャンマー工場は、生産ラインを現在の28本から40本に増強し、日本への輸出需要に対応する。
莆田工場の労働者賃金は福利厚生まで含めると月額1,000人民元(約1万2,500円)を超えた。その上、若者が大都市に流出し、労働者の確保が困難となっていた。同社によると、ミャンマー工場の賃金は中国より安く、従業員の募集も容易だという。
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