ニュース 電子 作成日:2010年12月14日_記事番号:T00027178
タッチパネル大手、勝華科技(ウィンテック)の黄顕雄董事長は13日、中国における投資環境の変化、人件費上昇を考慮し、大規模な労働力を必要とする後工程モジュール工場をベトナム北部バクザン省の工業団地内に移設することを計画していると語った。投資額は現時点で約1億5,000万米ドルとなる見込みで、土地を借用して工場を建設し、来年下半期にも量産を開始したい考えだ。14日付経済日報が報じた。
黄董事長はバクザン省について、「ハノイ市や空港から車で1時間以内の距離にあり、交通の便が非常に良い」と評価している。なおベトナム経済紙「Dau Tu」は、ウィンテックはベトナム工場でアップルのタブレット型パソコン「iPad」向けタッチパネルを生産すると報じている。
一方、抵抗膜方式タッチパネル最大手の洋華光電(ヤング・ファスト・オプトエレクトロニクス)は、既にベトナムに工場を設置しており、現在の月産能力は200万枚。年内に400万枚に達する見通しで、同社は今後、従業員1,000人を補充する計画だ。
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