ニュース 電子 作成日:2010年12月14日_記事番号:T00027181
エルピーダメモリ傘下のDRAMメーカー、瑞晶電子(レックスチップ・エレクトロニクス)は13日の董事会で、来年の設備投資額を40億台湾元(約111億円)とすることを決めた。今年比で70%の大幅縮小となる。来年第1四半期に導入する30ナノメートル製造プロセス関連に充てる。14日付電子時報などが伝えた。
来年の設備投資額の減少は、40ナノおよび30ナノプロセスに必要な液浸リソグラフィー装置の調達が今年済んだためだ。同社は「景気や市場動向を見て追加投資が必要か検討する」としている。
同社の生産ラインは、今年末にすべて45ナノへの移行を完了する。来年の設備投資のうち、30億元を12インチウエハーの30ナノ移行に充て、来年下半期には総生産能力の半分に当たる4万枚分を30ナノで生産する計画だ。残り9億元は研究開発(R&D)費用に、1億元はその他の支出に充てる。
なお同社は同日、45ナノの研究開発および機器導入のため8億元の追加投資を決定、今年の設備投資は合計128億元となった。
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