ニュース 電子 作成日:2010年12月14日_記事番号:T00027184
国巨集団傘下のインダクターメーカー、奇力新電子は13日、台北富邦銀行など7行と24億台湾元(約67億円)、返済期限5年の協調融資(シンジケートローン)を締結した。鍾世英・同社営運長によると、調達した資金で年内に8億元、来年も3億5,000万元を投入して生産能力増強を行う計画だ。来年同社は業績が3割成長すると証券会社は予測している。14日付経済日報が報じた。
奇力新の増産計画は、携帯電話向け積層パワーインダクター、およびタブレット型パソコン、スマートフォン、テレビ向け小型チョークコイル、さらに薄型ノートPC・テレビ向け薄型インダクターなどを含む。
小型チョークコイルの月産能力は今年年初の2,700万〜2,800万個から来年第1四半期には4,000万〜4,500万個まで拡大する見通しだ。
奇力新によると、小型チョークコイルは7インチ型、10インチ型タブレットPC、テレビではさらに大型製品にも使われるほか、末端製品の小型化が進む中、来年最も成長が見込まれるという。
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