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呂秀蓮・王文洋ペア、12年総統選に立候補か


ニュース 政治 作成日:2010年12月14日_記事番号:T00027185

呂秀蓮・王文洋ペア、12年総統選に立候補か

 民進党政権時代に本土派のテレビ討論番組「台湾心声」で人気司会者だった汪笨湖氏は13日、呂秀蓮前副総統の周辺が再来年の次期総統選挙への立候補に向けて、台塑集団(台湾プラスチックグループ)の創業者、故王永慶氏の息子である王文洋氏とペアを組む可能性を探っていることを明らかにした。14日付中国時報が報じた。

 汪氏はまた、呂前副総統は李登輝元総統、先月の高雄市長選で落選した楊秋興高雄県長、宋楚瑜親民党主席、王文洋氏らと協力して国民党でも民進党でもない第3勢力を結集するとの見通しも示した。

 なお、これに先立つ12日、呂前副総統の側近である張貴木氏は、呂前副総統は民進党の総統選公認候補を目指す方向で努力していると話している。呂前副総統は5直轄市長選の後、蔡英文党主席に対し「引責辞任」を促していた。

 王文洋氏について汪氏は、所有するケーブルテレビ局「国衛電視台」を台南市に移転して「台湾南声電視台」に改称する計画であることや、台南市長選に当選した頼清徳氏や、奇美集団の創業者、許文龍氏ら台南の実力者を最近相次いで訪れていることなど、政治に強い意欲を持っていることを明らかにした。