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カーボン・フットプリント製品、中華紙漿・正隆が認証取得


ニュース その他分野 作成日:2010年12月15日_記事番号:T00027191

カーボン・フットプリント製品、中華紙漿・正隆が認証取得

 行政院環境保護署(環保署)は14日、企業の生産活動で生じる二酸化炭素(CO2)の排出量を製品に明示する「カーボン・フットプリント・ラベル」の認証を取得した製品の成果発表会を開いた。

 今回の発表会には、カーボン・フットプリントの事業補助の対象となった企業10社と5つの産業団体が出展。展示品目はコピー用紙、ペーパータオル、雑誌、発光ダイオード(LED)電球、コチョウラン、果汁、炭酸飲料など多岐に及んだ。

 このうち、中華紙漿(中華パルプ)はコピー用紙「ペーパースター」、正隆紙業はエコペーパータオル「蒲公英」でこのほど、カーボン・フットプリント・ラベル認証を取得。両社は認証獲得商品を主力商品として育成していく構えだ。

 15日付蘋果日報によると、台湾のコピー用紙市場は年間1万トン規模で、中華パルプのシェアは15%だが、同社はエコ認証による商品の差別化でシェアを伸ばしたい考えだ。また、正隆の「蒲公英」は売り上げが年20%のペースで伸びており、同社の家庭用紙製品の売り上げの10%を占め、エコ用紙市場でシェア30%を確保したという。