ニュース 商業・サービス 作成日:2010年12月15日_記事番号:T00027195
台湾元相場が14日、一時1米ドル29元台を記録するなど、28カ月ぶりの元高水準となっていることを受け、米国行き団体ツアー料金の値下げへの期待が高まっている。業界関係者は、航空券料金が上がっているため、ツアー料金そのものの値下げは限定的としながらも、現地での消費が8日間のツアーで1,000~2,000台湾元(約2,800〜5,600円)程度抑えられると指摘する。15日付蘋果日報が伝えた。
旅行業者によると、今回の元高により1割程度の値下げの余地が生じている。ただ、現地の業者とは固定レートで取引を行うのが一般的で、為替レートの変動が5%以上となるまで、料金の改定は行われないようだ。
なお、東南旅行社の曽国澄協理は、米国以外で米ドルが流通する地域・国家でも、台湾元高により現地物価に対する割安感があると指摘する。また、香港ドルや韓国ウォンに対しても台湾元が相対的に高値となっているため、こうした地域へのツアーはリーズナブルな買い物ができると人気を集めているようだ。
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