ニュース その他製造 作成日:2010年12月15日_記事番号:T00027198
台湾集団(台湾プラスチックグループ)傘下の繊維メーカー、福懋興業(フォルモサ・タフタ)は、世界大手ブランドからの受注増を受け、紡織事業の売上高が今年16~20%成長し、100億台湾元(約280億円)を突破する可能性もあると証券会社は予想している。同社は受注増対応のため拡充する織機524台が来年3月にはすべて稼動する予定で、紡織事業は来年20~25%成長する見通しだ。15日付工商時報が伝えた。
同社紡織事業は、ナイキやアディダス、プーマなどのスポーツブランド向けナイロン繊維が売上高の50%を占めている。
このほか、タイヤコードも主力製品の一つで、インドやインドネシア、韓国、ベトナムなど輸出向けが75~80%を占める。自動車市場の活況もあり、タイヤコード事業の今年の売上高は前年比30%以上増の90億元も狙えると証券会社はみている。来年第4四半期にはベトナムで拡充した生産能力1,000万トンのラインが稼動予定だ。
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