ニュース 電子 作成日:2010年12月15日_記事番号:T00027207
光学フィルム大手の華宏新技は14日の董事会で、同社が49%、グンゼ(本社・大阪市北区、平田弘社長)が51%出資する合弁のITO(酸化インジウムスズ)膜メーカー、郡宏光電に1億2,300万台湾元(約3億4,000万円)の追加投資を行い、同社2本目のITO膜生産ラインを設置することを決めた。来年第3四半期に設備搬入、第4四半期に操業開始予定で、生産能力は現在の3倍に増強される。15日付電子時報が報じた。
華宏新技は、月産能力3万5,000平方メートルの郡宏光電が、タッチパネル市場の成長に伴い、来年第2四半期にフル稼働となると見込む。2本目となる新ラインの月産能力は7万平方メートルの計画で、2012年には売上高の10%以上を占める見通しだ。
郡宏光電の現在の顧客は、生産能力の半数を占めるグンゼのほか、介面光電(Jタッチ)や洋華光電(ヤング・ファスト・オプトエレクトロニクス)など。市場では、今後韓国や中国から受注する可能性もあるとみられている。
華宏新技は同日、光学フィルム精密塗工の生産ラインも来年2本目を設置することを決めた。生産能力は2倍になる見通しだ。
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