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LEDのヒューガ、「特許訴訟の影響小さい」


ニュース 電子 作成日:2010年12月15日_記事番号:T00027210

LEDのヒューガ、「特許訴訟の影響小さい」

 発光ダイオード(LED)エピタキシャルウエハー・チップの広鎵光電(ヒューガ・オプトテック)は14日、韓国系の特許管理会社、ブルーストーン・イノベーション・テキサスから特許侵害に関する訴状を正式に受け取ったことを明らかにしつつ、「他社の特許は侵害しておらず、経営への影響は小さい」とのコメントを発表した。15日付工商時報が伝えた。

 これに先立ち、ブルーストーンは今年5月下旬、米テキサス州東部連邦地裁に対し、ヒューガのほか、晶元光電(エピスター)、璨円光電(フォルモサ・エピタキシー)、泰谷光電科技(テクコア)、華新麗華(WALSIN)の台湾各社、日本の日亜化学工業、昭和電工、豊田合成の各社にLEDチップ関連の特許を侵害されたとする訴えを起こしていた。

 業界関係者は、今回の訴訟では複数の弁護士が共同で特許を買い取った上で、特許権侵害の疑いがある企業に訴訟を仕掛け、巨額の和解金やライセンス料の支払いを求める「パテント・トロール」の典型的な手口だとみている。