ニュース 金融 作成日:2010年12月16日_記事番号:T00027222
米保険大手AIGの台湾子会社、南山人寿保険の売却入札に関連し、AIGのベンモシェ最高経営責任者(CEO)が15日、急きょ台湾を訪れ、行政院金融監督管理委員会(金管会)の陳裕璋主任委員と会談した。AIG側は売却先候補を絞り込むとともに、「金管会を驚かせるような売却先は選定しない」とする意向を伝えたもようだ。16日付工商時報が伝えた。
消息筋によると、AIGは売却先候補5社のうち、台湾勢の潤泰集団(Ruentex)と製靴大手、宝成国際集団(PCC)の合弁による投資会社「潤成投資控股」と、初回入札で売却先に決まりながら計画が頓挫した香港のプリマス・フィナンシャル・ホールディングスの優先順位を引き下げ、有力候補を国泰金融控股、中国信託金融控股、富邦金融控股の3社に絞り込んだもようだ。
ただ、選定作業はまだ続いており、売却先がクリスマス前に発表されるかどうかは微妙となっている。
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