ニュース 電子 作成日:2010年12月16日_記事番号:T00027232
ノートパソコン用電池モジュールの順達科技(ダイナパック)と同業の加百裕工業(セルクスパート・エナジー)は15日、両社の合併計画を断念すると発表した。株式交換比率をめぐり合意に至らなかったことが理由。16日付経済日報が伝えた。
両社は記者会見で、当初12月31日を基準日としていた合併手続きを中止することを明らかにした。両社は今年8月、ダイナパック1株に対し、セルクスパート1.7株の株式交換比率で合併に合意していた。しかし、ダイナパックはその後、セルクスパートの財務資料を精査した結果、株式交換比率を見直す必要があると主張していた。
両社は「合併の延期が産業全体の発展に与える影響や株主の権益を損ねることを避けるため、合併中止を決めた」と説明した。
市場関係者は、セルクスパートは合併計画を理由に一部顧客が発注先を既に変更しているため、合併白紙化で業績に影響を受けると分析している。
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