ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年12月16日_記事番号:T00027234
裕隆集団と中国の東風汽車が中国浙江省に設立した合弁会社、東風裕隆汽車は、来月にも部品の台湾への逆輸出を開始する。16日付工商時報が伝えた。
東風裕隆は、台湾と同じ金型で部品生産を行うことにしており、来月からは中台間での分業体制確立の一環として、自社ブランド「LUXGEN(納智捷)」のスポーツ多目的車(SUV)の後部ドア、ルーフ、エンジン用加工部品、プラスチック部品を中国から台湾に供給する。
東風裕隆幹部は「東風裕隆は同じ車種を中台双方で生産し、リソースを共有することにしており、自動車部品は金型を1セット開発すればよくなる。これにより、金型費用の償却加速やコスト削減が見込める」と述べた。
東風裕隆が生産を計画しているSUVとMPV(多目的車)は既に台湾で発売されており、金型は開発済みのため同社は中台双方の既存サプライヤーから部品を調達し、内製率を80%以上としたい構えだ。
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