ニュース 電子 作成日:2010年12月16日_記事番号:T00027235
発光ダイオード(LED)パッケージング最大手、億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)の葉寅夫董事長は、今月からタブレット型パソコンのバックライト向けに出荷を開始し、来年は第1四半期に出荷が倍増、ブランド各社による製品発売に伴い第2四半期はさらなる出荷拡大が見込めるとの展望を明らかにした。16日付電子時報が報じた。
葉董事長はまた、来年は液晶テレビパネル用バックライト、および照明用のLED需要が大きく伸びるとの見方も示した。このうちLED照明では、同社は近くシリーズ製品の発表を予定している。また、来年は中国市場でLED街灯の整備がさらに進むとみており、需要増を期待している。
液晶テレビ向けについては、中国市場の年末年始のシーズン需要、およびテレビメーカー各社の新機種需要により先月から回復しており、12月が在庫補充のピークになると市場動向について説明した。
一方、晶元光電(エピスター)の周銘俊総経理は「来年はLED産業にとって難しい1年となる」と指摘。業界では台湾、中国で生産能力拡充が加速する中、需給バランスが崩れる恐れも指摘されており、「来年の第2〜3四半期に状況が明らかになる」との見方を示した。
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