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宜蘭県などで初雪、18日朝まで冷え込み続く


ニュース 社会 作成日:2010年12月17日_記事番号:T00027246

宜蘭県などで初雪、18日朝まで冷え込み続く

 強い寒気団が台湾に流れ込んでいる影響で、この冬一番の冷え込みとなった16日午前2時ごろ、台中県との県境に位置する宜蘭県思源埡口で、今冬台湾で初めての降雪が観測された。同日午後には、台湾最高峰の玉山や合歓山でも相次いで初雪が降り、特に合歓山では3〜4センチメートルの積雪がみられた。17日付蘋果日報などが報じた。

 北部では16日、日中でも10〜11度の低温となり、しかも山間部を中心に雨模様が続いたことから寒く湿った1日となった。その後も冷え込みは厳しさを増し、17日早朝、台北県淡水鎮では8.3度、台北市では9.7度を記録した。

 中央気象局は、今回の冷え込みは18日の朝まで続くとして低温特報(注意報)を発令しており、防寒に留意するとともに、給湯器などを使用する際は一酸化炭素中毒を避けるため、室内の通気に注意するよう呼び掛けている。

 なお、18日は徐々に気温が回復に向かい、日中は北部で20度前後、中南部では22〜24度まで気温が上昇すると予測している。


台湾ではめったに見られない雪に大喜びの子どもたち。雪だるま作りは不慣れなようだ(16日=中央社)