ニュース 医薬 作成日:2010年12月17日_記事番号:T00027257
米QPSホールディングス(本社デラウェア州)は16日、健亜生物科技(ジェノベイト・バイオテクノロジー)の臨床試験子会社、華鼎生技顧問を買収すると発表した。17日付工商時報が伝えた。
QPSは台湾子会社の昌達生技を通じ、華鼎生技の株式60%を取得する。取得額は非公表。QPSと華鼎生技顧問は、いずれも医薬品の臨床試験を行う開発業務受託機関(CRO)で、QPSによるCRO買収は今年に入り4件目となる。
QPSのベンジャミン・チェン(簡銘達)最高経営責任者(CEO)は「アジア、中国市場を有望視しており、今後も買収を続ける計画だ」と述べた。
QPSは前臨床試験と第1相臨床試験を手掛けており、米国、オランダ、台湾に子会社や実験室を設け、今年はオランダとインドでCROを相次いで買収していた。
台湾ではこれまで、2007年にCRO大手のパレクセルが国際精鼎科技(APEXインターナショナル)を17億9,000万台湾元(約50億5,000万円)で買収し、社名を百瑞精鼎国際(パレクセル・APEXインターナショナル)と改称した例がある。
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