ニュース 電子 作成日:2010年12月17日_記事番号:T00027270
米書店大手、バーンズ・アンド・ノーブル(B&N)が販売するカラー電子ブックリーダー「NOOKcolor」は、来年1月にもOS(基本ソフト)がグーグルの「アンドロイド 2.2」にアップデートされる見通しとなっており、タブレット型パソコンとしての利用が可能となるもようだ。台湾の電子部品商社によると、「NOOKcolor」は今年100万台の出荷が見込まれ、同製品の受託生産を担当する英業達(インベンテック)がタブレットPC市場で一気に勢力を拡大するとみられる。17日付電子時報が報じた。
現在タブレットPC市場では、アップルの「iPad」以外に製品の数が限られ、サムスン電子の「Galaxy Tab(ギャラクシータブ)」を除けばほとんどが試作品の展示段階にとどまっている。
広達電脳(クアンタ・コンピュータ)が受託生産するリサーチ・イン・モーション(RIM)の「PlayBook(プレイブック)」や、クアンタ、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)、緯創資通(ウィストロン)が受託生産するエイサーの製品は来年第1四半期の発売予定で、各受託メーカーの出荷台数は月5万〜10万台と予測されいる。
こうした中、NOOKcolorがタブレットPCに姿を変えれば、インベンテックはiPadを生産する鴻海科技集団(フォックスコン)以外で、初めて100万台規模のタブレットPC受注を確保する台湾ノートPC受託メーカーとなる。
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