ニュース 電子 作成日:2010年12月17日_記事番号:T00027272
IC設計・タッチパネル大手の義隆電子(ELAN)は16日、シンガポールのアバゴ・テクノロジーズ(旧アジレント・テクノロジー半導体部門)がELANに光学マウス関連の特許を侵害されたとして起こした裁判で、和解が成立したと発表した。17日付工商時報が伝えた。
ELANは先月までに、米国と台湾でアバゴに勝訴し、アバゴ側と和解交渉を進めていた。ELANは「自社と顧客群のために、今後は光学マウス関連の特許権保護をさらに強化できる」とするコメントを発表した。和解条件など詳細は明らかにされていない。
両社の特許紛争は、2004年12月にアバゴの前身のアジレントが米国で起こし、その後台湾でも提訴した。これに対し、米カリフォルニア州北部連邦地裁が昨年5月、原告敗訴の判決を下したのに続き、先月には台湾の新竹地方法院でも同様に原告敗訴の判決が言い渡されていた。
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