ニュース 金融 作成日:2010年12月20日_記事番号:T00027282
第一商業銀行の上海支店が今週23日に開業する。台湾系銀行の中国支店開業は初となる。20日付旺報が、中国・新華社の報道を基に伝えた。
中国の中国銀行業監督管理委員会(銀監会)は17日、第一銀を含む台湾系銀行5行、▽国泰世華銀行(上海支店)▽台湾土地銀行(上海支店)▽彰化商業銀行(昆山支店)▽合作金庫商業銀行(蘇州支店)──に対し、支店開設を正式に認可した。各行とも年内開業を目指し、営業許可の取得など手続きを急ぐ中、第一銀が先陣を切る形だ。
第一銀の上海支店は、台湾企業が集まる長寧区紅宝石路に開設される。土地銀と国泰世華銀の上海支店は、シティバンクやHSBC(香港上海匯豊銀行)が進出している金融の中心地、陸家嘴エリアに設置される。
台湾の金融機関は、中国で支店開設後1年が黒字ならば、人民元取り扱い業務が可能となる。ある銀行関係者は「人民元取り扱いが開始となる2012年から業務展開が本格化する」と見通しを語った。
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