ニュース 商業・サービス 作成日:2010年12月20日_記事番号:T00027283
20日付工商時報によると、20~22日に台北市で開催される中台の第6回民間トップ会談(江陳会)で、中国人の台湾観光受け入れ上限が1日平均3,000人から4,000人に引き上げられる見通しだ。2011年第1四半期にも実現する見込みで、来年の中国人観光客は延べ150万人を突破しそうだ。
内政部の統計によると、中国人の訪台は今年、ビジネス目的なども含めて延べ170万人、観光目的に限れば延べ120万人に達する見通しだ。中国人の台湾観光開放当初の08年には300人だった1日平均の訪台者数が、09年に同1,661人に増え、今年11月末には同3,300人に達しており、受け入れ枠の見直しが迫られている。観光業界はこれに商機を見込み、今後6年で41社がホテル新設などに合計775億4,000万台湾元(約2,180億円)を投じる計画で、交通部観光局の認可を受けている。
なお、台北美麗信花園酒店(ミラマー・ガーデン・タイペイ)などホテル8社は、クリスマス、元日、春節(旧正月)などのホテル需要を好感し、宿泊料金を引き上げた。値上げ幅は300〜1,000元で、率にして10〜20%。台北市で開催中の台北国際花卉(かき)博覧会(花博)も客室稼働率向上に貢献しており、来年第2四半期にも再度値上げが相次ぐ可能性もある。
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