ニュース 電子 作成日:2010年12月20日_記事番号:T00027297
経営再建中のカラーフィルター(CF)メーカー、展茂光電(アライド・マテリアル・テクノロジー)が計画する現金増資について17日に公開競争入札が実施され、台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)が27億1,000万台湾元(約76億円)で落札した。これによりデルタは、展茂株の99.96%および同社第3.5世代CF工場(桃園県平鎮市)などの資産を取得、来年7月にも経営権を掌握することになる。今後の電子ブックリーダー事業強化に向けた一歩とみられる。18日付経済日報が伝えた。
デルタは電子ブック市場の成長力を好感し、今年第1四半期から展茂光電の第3.5世代CF平鎮工場を借り受け、カラー電子ブックリーダーの生産基地としている。
同社は来年第1四半期のカラー電子ブックリーダーの発表を目指し、ブリヂストンと次世代電子ペーパーデバイスの共同開発での提携が決まっている。電子粉流体を用いたブリヂストンの電子ペーパー技術「QR−LPD」を活用し、いち早く業界をリードする地位に立ちたい考えだ。
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