ニュース 電子 作成日:2010年12月20日_記事番号:T00027298
タッチパネルセンサー・モジュールの宸鴻集団(TPKホールディングス)は17日、中大型の投影型静電容量方式タッチモジュールの展触光電(Mas Touch)を合併すると発表した。携帯電話やタブレット型パソコンなど向けの中小型液晶パネルを中心に生産を行ってきたTPKは、合併によってコストメリットが得られるだけでなく、大型の投影型静電容量方式タッチパネルも顧客に提供できるようになると説明した。20日付電子時報が報じた。
TPKは、まず3億7,800万台湾元(約10億6,000万円)を投じて新会社、宸通光電を設立した上で、株式交換比率1対1.05で展触光電を合併する。存続会社は展触光電。
展触光電は、18インチ以上の液晶モニター、オールインワン(モニター一体型、AIO)PCやテレビ向けの投影型静電容量方式タッチパネルを主力とし、今年6月には32インチ製品を発表した。前工程のITO(酸化インジウムスズ)ガラス生産ラインを持たず外部から調達していたため、ITOガラスも手掛けるTPKによる合併で、相乗効果が期待できる。
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