ニュース 電子 作成日:2010年12月20日_記事番号:T00027301
発光ダイオード(LED)エピタキシャルウエハー・チップメーカー、璨円光電(フォルモサ・エピタキシー)の簡奉任董事長は、「タブレット型パソコンがLED光源を大量に使用するため、ハイエンド製品向けLEDチップは、来年2月には供給がひっ迫する」との予測を示した。供給不足は来年下半期のハイシーズンに始まるとの市場予測より、大幅に早まるとの見方だ。20日付経済日報などが伝えた。
簡董事長によると、同社はタブレットPC向けに10月にLEDの少量出荷を始めており、来年2月には出荷量が大幅に拡大する見通しだ。アップルの「iPad」は日亜化学工業と豊田合成からLEDの供給を受けているが、他ブランドはほぼ台湾LEDメーカーからの調達となるという。
これに関し、LGディスプレイ(LGD)は、璨円光電の出資比率約37.5%で18日に稼動式典を行った中国の江蘇璨揚光電に、15%出資することでLEDを確保する構えだ。LGDは、LEDを光源とするテレビの販売が来年はテレビ全体の60%に当たる4,200万台に達すると見込み、必要とするLEDチップの50%以上を璨円光電と江蘇璨揚光電から調達する方針だ。
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