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11月輸出受注額、357億ドルで過去2番目を更新【図】


ニュース その他分野 作成日:2010年12月21日_記事番号:T00027307

11月輸出受注額、357億ドルで過去2番目を更新【図】

 経済部が20日発表した11月の輸出受注額は、前月比0.27%増、前年同月比14.34%増の357億4,000万米ドルとなり、前月記録した過去2番目を更新した。一方、台湾元高の影響で、元換算の前年同月比成長率は7.27%にとどまり、8月の20.09%以降3カ月連続で伸び幅の縮小が続いている。21日付経済日報が伝えた。

 11月の国・地域別輸出受注額は、米国向けが前月比0.13%増の77億9,500万米ドルで過去最高となった。感謝祭シーズンの小売需要が伸びた。また、欧州向けは同0.41%減の70億3,200万米ドルで、過去2番目だった。一方で、日本向けの受注額は40億5,000万米ドルで同6.21%減少した。黄吉実・経済部統計長は、「円高が落ち着きつつある影響だ。日本からの受注切り替え効果は終わった」と指摘した。

 今後の見通しについて黄統計長は、現在の受注動向から見て、12月は350億米ドルにとどまると分析。今年通年では、過去最高の4,050億米ドルを予測している。