太陽電池最大手、茂迪（モーテック・インダストリーズ）は20日、台中工場の建設用地を６億4,800万台湾元（約18億円）で購入したと発表した。21日付経済日報が伝えた。
同社が台湾で、南部科学工業園区（南科）以外に生産拠点を設けるのは初めて。証券会社は台中進出について、筆頭株主である台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）が、中部科学工業園区（中科）に太陽電池工場を建設することと関連があるとみている。
モーテックは来年の太陽電池需要も好感しており、中国では川上のシリコンウエハー工場への投資を計画、垂直統合体制の整備を積極的に行う構えだ。
