ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年12月21日_記事番号:T00027319
プリント基板(PCB)穴あけ加工用バックアップボードの鉅橡企業(Aurona Industries)傘下の中国・昆山鉅宇電機(江蘇省)が、自動車用モーターと発電機(オルタネーター)のセット出荷を10月から開始した。中国自動車市場の成長を好感しての参入で、鉅橡の荘煌星董事長は「市場はこれから10年間黄金期を迎え、新車のほかにも3年に1度の交換が見込めるため、5年内に年間8,000万~1億セットの市場規模へ成長する」と好感、同社は年産100万セットを目指すと述べた。21日付工商時報が伝えた。
鉅宇電機はある中国企業から技術移転を受けて同社へ供給するほか、遼寧省の瀋陽華晨金杯汽車、および四川省の綿陽新晨動力機械からの受注を獲得した。このほか浙江省の台州吉奧動力にサンプルを提出、来年の正式受注を見込む。
同社の出荷量は12月に6,000セットに達し、損益均衡に近づいているという。来年は12万セットの出荷を目標とする。低出力の自動車向けのほか、出力の高い大型トラックやバスなどの市場にも進出し粗利益率を高めるとしている。
また、将来的には自社ブランドGmx(吉馬仕)製品で市場を開拓する方針だ。
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