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「来年パネル景気は今年より良い」=彭双浪AUO副総経理【表】


ニュース 電子 作成日:2010年12月21日_記事番号:T00027325

「来年パネル景気は今年より良い」=彭双浪AUO副総経理【表】

 友達光電(AUO)の彭双浪執行副総経理は20日、来年の液晶パネル景気は今年より良くなり、サイズの多様化、3D(3次元)映像対応テレビやタブレット型パソコンなど応用先の拡大で、市場も活性化すると楽観見通しを示した。21日付工商時報が報じた。


彭双浪AUO執行副総経理は前工程生産ラインの中国投資認可に関し、両岸(中台)の協力は絶対に良いことだと強調し、台湾政府にさらなる規制緩和を呼び掛けた(20日=中央社)

  市場調査会社、ディスプレイサーチによると、世界の11月大型パネル出荷枚数は前月比9%増の6,140万枚で、過去最高だった今年5月を上回った。謝勤益・大中華区副総裁は、大型パネル市場は6カ月にわたった低迷時期を抜け、明るい兆しが見えてきたと語った。また、例年9月か10月に迎えるパネル出荷のピークが、今年は初めて11月となったと指摘した。川下で販促シーズン後の在庫積み増し意欲が強いこと、タブレットPCなど新製品が需要を刺激したことが要因とみられる。