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東芝、ファイソン株を一部売却へ


ニュース 電子 作成日:2010年12月21日_記事番号:T00027327

東芝、ファイソン株を一部売却へ

 NAND型フラッシュメモリー制御IC大手、群聯電子(ファイソン・エレクトロニクス)の筆頭株主の東芝は20日、保有するファイソンの一部株式600万株を放出する意向を明らかにした。東芝は株式売却後も出資比率11.99%で、筆頭株主にとどまる。21日付工商時報が伝えた。

 ファイソンは「株式売却後も東芝との協力関係に影響はない。東芝はファイソンに引き続きNAND型フラッシュメモリーを供給する」と説明した。東芝は財務上の理由で株式放出を決めたとされる。

 今回の株式放出は、株価への影響を避けるため、市場外取引で他の株主に株式を譲渡する形となる見通しだ。ファイソン側は売却先をあっせんする方針だが、売却先は明らかになっていない。ファイソンには東芝のほか、ハイニックス半導体、キングストン・テクノロジーなどが出資している。