ニュース 電子 作成日:2010年12月21日_記事番号:T00027329
台湾積体電路製造(TSMC)の張忠謀董事長は20日、来年の研究開発(R&D)支出を500億台湾元(約1,400億円)と見込んでいることを明らかにした。今年の360億元を大幅に上回る規模で、系列のIC設計会社も含めると、研究開発支出は米インテルを上回る見通しだ。21日付工商時報が伝えた。
TSMCは今年の設備投資規模が59億米ドルに達し、韓国のサムスン電子には及ばないが、既にインテルを抜き去っている。
張董事長は「インテルやサムスン電子などIDM(垂直統合型の半導体メーカー)と比べ、受託生産のビジネスモデルは軽視されているが、それを気にしてはいない」と述べ、今後も受託生産を柱とする路線に変更はないことを強調した。
TSMCは近年、IDM各社の最先端の製造プロセス開発における重要な提携パートナーとなっており、米テキサス・インスツルメンツ(TI)、日本のルネサス・エレクトロニクス、富士通などがTSMCと28ナノメートル、40ナノメートルの製造プロセスで提携している。
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