ニュース 社会 作成日:2010年12月22日_記事番号:T00027336
世界テコンドー連盟は21日、広州アジア大会のテコンドー女子49キロ級1回戦で、電子ソックスのかかとに規定に反するセンサーパッドを取り付けていたとして失格となった台湾の楊淑君選手に対し、違反行為と試合の進行妨害で3カ月の出場停止処分を下した。一貫して潔白を主張してきた楊選手は、処分決定を受けて「とても遺憾」とコメント。ロンドン五輪に向けた予選には出場可能だが、今回の処分で「いかさまをした選手」との汚名が着せられることになり、「今後も競技を続ける決心をしていたが、もう一度よく考える」と語った。22日付中国時報が報じた。
また連盟は楊選手のほか、劉聡達コーチにも20カ月の出場停止、台湾の中華民国テコンドー協会に対しても、メディアを扇動し連盟の名誉を傷つけたなどとして5万米ドルの罰金処分を科した。
これに対し陳建平・協会理事長は、「連盟は反論の機会をまったく与えず、『だまっていろ』と言っているようなものだ」と不満を口にしながらも、罰金については「支払わなければさらに広い範囲に影響が及ぶ」として納付する考えを示した。
ただ、行政院体育委員会の周瑞・国際処長は、「スポーツ仲裁裁判所(CAS)に上訴する」と語った。
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