ニュース 運輸 作成日:2010年12月22日_記事番号:T00027342
台中港は今年の貨物取扱量が1億トンを突破し、高雄港に続く台湾第2の「1億トン港湾」となった。李泰興・台中港務局長は、来年は港湾エリアへの投資500億台湾元(約1,400億円)の誘致を目標に掲げ、「より多くの海運業者、企業の進出を呼び込むため、10年以内に約100億元を投じて13カ所の埠頭(ふとう)を建設する」と表明した。22日付工商時報が報じた。
台中市の直轄市昇格直前の貨物取扱量1億トン突破に、毛治国交通部長(右3)は「何よりのプレゼントだ」と喜んだ(21日=中央社)
李局長によると、台中港は現在、50カ所の埠頭を備えているが、最大83カ所の建設が可能で2011〜21年に相次いで増設を進める計画だ。埠頭増設計画のうち、来年はまず16号埠頭を拡張して19号埠頭と連結させ、400メートル級の貨客フェリーを停泊可能とし、「自動車物流港」としての発展を図る。
なお台中港の貨物取扱量1億トン突破を記念して開かれた式典に出席した毛治国交通部長は「大陸(中国)との距離が最も近く、背後に従来型産業の一大集積地を抱える台中港は来年、海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)効果で国際競争力の向上が期待できる」と語った。
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