ニュース 建設 作成日:2010年12月22日_記事番号:T00027346
中台経済交流の拡大を好感し、台北市の中小規模オフィスビルの成約量指数(2006年=100)は今年、前年比15%上昇の264ポイント、成約平均価格も1坪当たり49万3,000台湾元(約138万円)と、ともに過去最高を記録した。坪単価が上昇したことで今年の総取引額指数(同)も41%上昇して468ポイントとなった。22日付経済日報が報じた。
不動産仲介、永慶房屋の黄増福・研展室協理は、「海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)締結効果により、オフィスビルの購入は今年目に見えて増加しており、商用不動産相場の上昇を引き起こしている」と指摘。台北市オフィスビル相場の指標となる台北金融中心(松山区南京東路と敦化北路の交差点)、統一国際大楼(信義区)などはいずれも坪単価が100万元を突破した。
これら物件の相場上昇は、周辺の中古オフィス物件の上昇も引き起こしており、敦化商圏、信義計画区の上昇幅はともに20%を超えた。このほか今年、オフィスビルの取引が最も活発となった内湖科学園区では30%上昇して、1坪40万元を突破した。
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