ニュース 石油・化学 作成日:2010年12月22日_記事番号:T00027351
石油化学大手、中国石油化学工業開発(CPDC、中石化)が、台中港の石油化学コンビナート、台中港石化工業専用区に進出する。22日付工商時報によると、54ヘクタールの土地を借り受け、プラントと埠頭(ふとう)を建設する計画で、当初の投資額は340億台湾元(約952億円)に上る見通しだ。このうち同社は30ヘクタールの用地借用および30億元の投資について、既に台中港務局に対し申請手続きを行ったという。
同社の申請資料によると、台中港の原料輸入および石化製品輸出基地としての利便性を評価して進出を決めたもようだ。石化専用区のうち西10号、西12号、100号埠頭後方地を中心に借り受ける計画だ。
主力とするカプロラクタム(CPL)とアクリロニトリル(AN)の生産能力増強をすすめる中石化は、同専用区での投資を今後の発展の新たな原動力としたい考えで、CPL、ANのほか、特殊化学品の生産も検討している。
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