ニュース 電子 作成日:2010年12月22日_記事番号:T00027359
集邦科技(トレンドフォース)傘下の調査機関、DRAMエクスチェンジによると、2ギガビット(Gb)DDR3モジュールの平均契約価格が21日、20米ドルを割った。今月上旬から10%の下落。2Gb DDR2モジュールも5%下落し、21米ドルまで落ち込んでいる。22日付電子時報が伝えた。
2Gb DDR3モジュール価格は、欠品状態だった4月は40ドル以上だったが、その後下落が続き、11月には24〜25米ドル、最近は4月の半分の水準まで下がった。南亜科技は「メーカー各社が在庫を抱えたまま年を越したくないと考えているため、年末が近づき価格下落に拍車がかかった」と指摘した。
ある業者は今後の価格見通しについて、各社の製造プロセス移行が進み出荷量が増加するため、第1四半期までは価格下落が続くと指摘している。
また業界では、DRAM価格がコストを割り込む水準となった場合、エルピーダメモリ、力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)に続き減産の動きが拡大することが懸念されているが、南亜科技、華亜科技(イノテラ・メモリーズ)は、当面減産の計画はないとしている。
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