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国泰建設が台中の土地2区画購入、1坪最高259万元に


ニュース 建設 作成日:2010年12月23日_記事番号:T00027373

国泰建設が台中の土地2区画購入、1坪最高259万元に

 国泰建設は22日、直轄市昇格を目前に控えた台中市で、再開発地域「7期重画区」の2区画(計1,050坪)の土地を購入した。うち市政北二路と恵中路交差点付近の土地516坪の公開競争入札では13億3,800万台湾元(約37億3,000万円)で落札、1坪当たり価格は259万元に達した。23日経済日報が伝えた。

 他の1区画は市政北一路と恵中路交差点付近の534坪の土地で、購入価格は9億5,000万元、1坪178万元だった。陳仁沢広報担当は、直轄市に昇格する都市は特に一等地に注目が集まっており、同社も5直轄市で土地購入の検討を進めていると語った。

 同社が来年発売する案件は、全土で総額200億元に上る見通しだ。来年1月の新北市新荘区「国泰新荘園」の30億元の案件を皮切りに、同市新店区の65億~70億元、台中市の60億元、台南市の20億元など各直轄市で大型案件が控えている。

 同社はまた、来年から中国市場の開拓に本格的に取り組む。中国で今年設立した「国泰房地産開発」で複数の案件について検討を進めており、広大な面積の土地で同社初の都市開発を進める可能性が高いようだ。