ニュース その他製造 作成日:2010年12月23日_記事番号:T00027377
中国鋼鉄(CSC)傘下の中鋼タン素化学(チャイナ・スチール・ケミカル=CSCC、タンは石へんに炭)は22日、リチウム電池用電極素材の材料となるメソフェーズ小球体の生産拡充に2億9,500万台湾元(約8億2,000万円)を追加投資すると董事会で決定した。年産2,400トン分の増強で、生産能力は年産5,400トンに拡大、2012年までの顧客需要に応えられる見通しだ。23日付工商時報が伝えた。
同社によると、メソフェーズ小球体の生産能力は当初年産800トン、第1期の拡充で1,400トンに増加したが、今年の受注は1,300トンを超え、来年需要には応じ切れない見通しとなった。このため今年6月にも、来年第2四半期稼動予定の1,600トンの生産ライン設置による年産3,000トンへの生産能力増強を決定したばかりだ。
リチウム電池は、スマートフォンや電気自動車向けなど、世界で需要が拡大しており、同社は12年段階でメソフェーズ小球体の売上高が全体の10%を占める見込みだ。
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