ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年12月23日_記事番号:T00027380
自動車大手、裕隆集団傘下でトラック用フレームなどを生産する江申工業は22日、中国・福建省アモイ市の国有企業、廈門海翼集団(CCRE、旧廈門機電集団)と浙江省杭州市に合弁工場を設置することを董事会で決定した。投資金額6,000万人民元(約7億5,000万円)を2社が折半出資、フレームや裕隆の自社ブランド車LUXGEN(納智捷)用シャシー部品などを生産し、裕隆と中国・東風汽車集団の合弁自動車メーカー「東風裕隆汽車」などに供給する。23日付工商時報が伝えた。
合弁工場は東風裕隆の生産拠点に隣接する工業団地、杭州蕭山工業区内に設置する。来年3月に用地取得、3~4月から建設を開始し2012年9月に稼動する予定だ。フレームの年産能力は2万台分で、1年目の12年は2,000台、13年に1万台、15年には1万4,000台の生産を目指す。
新設する杭州工場の製品は東風裕隆のほか、海翼集団傘下の廈門金龍聯合汽車工業の蘇州、南京(ともに江蘇省)、紹興(浙江省)の3工場向けにも供給する。江申によると、紹興工場では現在、同社と海翼集団の合弁による「金龍江申車架」が年間2,500~3,000台のバス用フレームを出荷しているが、輸送コストが高過ぎるとして、新設する合弁工場からの供給に切り替える方針を示している。
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