ニュース 金融 作成日:2010年12月24日_記事番号:T00027400
第一商業銀行は23日、上海市長寧区に上海支店をオープンさせ、台湾の銀行による中国での支店設置の初のケースとなった。周伯蕉同行副総経理は開業式典で、「中国進出は当行の長年の夢だった。中国内需市場の発展で台湾企業に新たなチャンスが生まれており、資金面でのサービスを提供していきたい」と抱負を語った。中央社が同日報じた。
第一銀は支店設置に備えて、03年より上海事務所を構えていた(中央社)
また、呂信志・同行上海支店経理は、「中国側の規定で1年目は外国為替業務しかできないが、利益を計上できれば2年目から人民元業務の取り扱いが可能になるため、利益を出すことを目標にする」と語った。呂経理はまた、同行は今後中国で引き続き支店を開設する方針で、台湾企業が進出を強める華中地区、西部が候補になり得るとの考えを示した。
23日は国泰世華銀行も来週に予定される開業に先立って上海支店のオープンセレモニーを行った。李偉正同行副行長は、2012年に中国で第2の支店を開設し、環渤海経済区か西部の経済特区、または海西経済特区の3カ所が候補地になるとの考えを示した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722