ニュース 商業・サービス 作成日:2010年12月24日_記事番号:T00027401
経済部統計処が23日発表した1〜11月の飲食業売上高は、前年同期比6.86%増の3,156億台湾元(約8,800億円)で、同項目の統計を開始した1999年以来、同期で初めて3,000億元を突破した。また、小売業売上高も、1〜11月は同6.90%増の3兆1,830億元に達して6年ぶりの最高となり、個人消費の好調さを改めて裏付けた。24日付経済日報が伝えた。
蔡美娜・経済部副統計長は、今年の消費傾向として、高額商品である自動車や、百貨店が好調だったと指摘。「こうした業種の売上高が伸びるのは、景気回復が明確になったときだ」とコメントした。
なお、12月の消費状況の見通しについて蔡副統計長は、IT(情報技術)製品展示即売会「資訊月(インフォマンス)」で携帯電話やタブレット型パソコンの販売が好調だったことに加えて、忘年会(尾牙)シーズンに入ったことから、さらに活況を呈すると指摘。「今年通年で小売業、飲食業売上高は過去最高になる」とみている。
なお、11月の卸売・小売・飲食業界全体の売上高は、前月比3.20%減、前年同月比5.88%増の1兆1,683億元だった。このうち、飲食業は271億元で、前年同月比で9.16%増と3分野のうち最高の伸び率となった。小売業は同5.46%増の2,999億元だった。
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