ニュース 金融 作成日:2010年12月24日_記事番号:T00027403
米保険大手AIGグループは23日(現地時間)役員会を開き、台湾子会社の南山人寿保険の売却先を決定する一方、対外的な公表をいったん見送った。24日付経済日報が伝えた。
売却先としては台湾勢の潤泰集団(RUENTEX)と製靴大手、宝成国際集団(PCC)の合弁による投資会社「潤成投資控股」が最有力とみられていた。
土壇場で公表が延期された理由をめぐっては憶測を呼んでおり、行政院金融監督管理委員会(金管会)の同意が得られていない可能性も指摘されている。
消息筋によると、AIGは24日にも潤成投資控股と売買契約を交わし、潤成投資控股が記者会見を行う方向で調整していた。しかし、AIGの法務担当者が金管会を訪問し、売却先決定を伝えた後、公表が急きょ延期されたという。
市場関係者は、潤成投資控股への売却が24日中に発表されるかどうかを見守っている。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722