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太陽電池ウエハーの旭晶、桃園新工場でくわ入れ式


ニュース その他製造 作成日:2010年12月24日_記事番号:T00027406

太陽電池ウエハーの旭晶、桃園新工場でくわ入れ式

 太陽電池用シリコンウエハーメーカー、旭晶能源科技(エバーソル)は23日、桃園科技工業園区(同県観音郷)に計画する新工場のくわ入れ式を行った。来年10月末に完成、量産開始予定の新工場は、最終的な生産能力750メガワット(MW)の計画で、これが実現すれば、既存の苗栗県銅鑼工場の拡充計画と合わせ、同社の生産能力は計1ギガワット(GW)を超える見通しだ。24日付経済日報が伝えた。

 新工場は8,000坪の用地取得に3億台湾元(約8億4,000万円)、建設に90億~95億元を投じる予定。まず170MWの生産設備を設置、現在250MWの生産能力を持つ銅鑼工場が来年3月末までに330MWへと拡充されるため、新工場が稼動すれば同社全体の生産能力は倍増することになる。

 なお同社は新工場建設の経費調達のため、20億元の現金増資を行うとともに、35億~40億元の協調融資(シンジケートローン)契約の締結を計画している。